金型が消耗、劣化して品質基準に
満たない製品が増えてきた
メーカーに金型の修理を
断られて困っている
図面がないので修理を
頼むことができない
アルミ鋳造用金型(GDC金型、LPDC金型、ダイカスト金型)に特化した技術と知識を持つ専任職人が、複雑な金型の構造を調査、把握し、それぞれの金型に合わせた修復サービスを提供します。
金型の劣化は、単なる表面的な問題にとどまらず、部品の破損や溶損など、さまざまな形で発生します。これらの劣化は、製品の品質に直接影響を及ぼすため、早期の発見と対処が不可欠です。当社の職人たちは、金型を丁寧に分解し、内部の構造を詳細に確認します。この徹底した分解と検査により、見過ごされがちな損耗部分も見落とさず、正確に特定することが可能です。
当社は約60年にわたり、さまざまなタイプの金型メンテナンスを手掛けてきました。特殊な構造を持つ金型や、海外製の金型にも柔軟に対応いたします。
国内の金型メーカーは年々減少傾向にあります。また、業界の特徴として自社製造以外の金型の修理は、断られる傾向にあります。当社は、今後増加が予想される金型修理のニーズにいち早く応えるため、他社製金型の修理も積極的に受け入れます。
最新鋭のマシニングセンタやCNC旋盤を含む、多彩な機械設備を完備しています。重力鋳造金型から低圧鋳造金型、ダイカスト金型まで、様々なタイプの金型に対応できます。
加圧特性、耐摩耗性、表面処理、冷却仕様などを加味し、それぞれの金型に合わせた専門的な修理・メンテナンスを実施し、金型の性能と寿命を最大限に延ばします。
金型を解体し、内部の隅々まで洗浄いたします。検査測定を実施し、部品の破損、溶損部分に対して整備補修及び部品の製作を行います。その後、再度検査測定し、専門の職人が組付け・調整します。
当社は、様々な金型の修理メンテナンスのご依頼をいただきますが、特に多いのが、自動車の心臓部とも言えるシリンダーヘッド金型です。精密さが求められるこの部品の修理を、わずか2週間という短期間で終える必要があります。
金型修理メンテナンスで最も重視しているのが、修理計画の立案です。お客様のご要望や金型の状況を細かくヒアリングし、準備段階から綿密な計画を策定します。多くの金型は、摩耗や経年劣化で変形しています。金型がどのような状態なのか、その仮説を計画段階でどれだけ多く考えることができるかが、短納期を実現できるポイントであり、ノウハウでもあります。
メンテナンス作業では、金型を細部まで丁寧に解体し、変形や摩耗部分を詳細に検査・測定します。基準位置の取り方次第で、測定結果が大きく異なるため、特に神経を使うポイントですが、蓄積されたノウハウを活用することで、正確な測定が可能になります。続いて熱変形を考慮しながら溶損部を溶接し、マシニングセンタで精密な加工を実施。修理の全工程を終え、再測定後に、専任の職人がたしかな技術で金型の組付け調整を行います。
納入後の金型に対しては、高い評価を頂いております。
弊社がメンテナンスをお引き受けできる金型は、以下の通りです。
※設計データがない場合でも受け入れ可能な場合がございます。お気軽にお問い合わせください。
GDC金型
LPDC金型
アルミダイカスト金型